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Debian環境構築

すくるど研究所 作業記録

玄箱 > 玄箱・Debian

玄箱HG(Debian -> etch化)

いまさらですが、玄箱HGに参入。先人たちの知恵をつまみ食いして環境構築。
こういったパッケージを作って公開して下さっている方達に大感謝。

配布キットによるDebian化

現時点で最新・楽と思われる方法のつもりだったですが、etchがstableになったので、searge->etchまで一気にやった方がいいかも。
先人への感謝を込めつつ誰かの助けになれば。
X-Windowをインストールするとディスクがパンクすることも分かったので、パーティションを自分で切る方法も並記。

準備

  1. Genbako Kernel Collectionミラーサイトから、debian-sarge-2.6.17.3-kuroHG-20060702.tgzを入手
  2. EMモードにしておく。作りたてはEMモードです。ここは割愛。
このキット(バージョン)では、それ以前に公開された情報が概ね吸収されてるようです。
plistはバージョン名でなく、stableを指定しているので現在はetchを見に行きます。
ftpは起動されないようになってますので注意。個人的には復活させるよりsftp推奨。

標準のセットアップソフトでDebian化(インストール)

  1. キットをtmpimage.tgzにリネーム
  2. zip圧縮
  3. さらにimage.zipにリネーム
  4. 標準のimage.zipと入れ替えてセットアップを実行

パーティションを自分で作成してDebian化(インストール)

もめす屋さんのサイトを参考にさせてもらってます。多謝。自分用なんでかなり割愛してメモ。
この方法ならすべての作業がMacでできます。

1.HD初期化

# /sbin/mdisk -e /dev/hda

2.パーティション作成

# /sbin/mdisk -c /dev/hda
  • EMモードではhda1/hda2swaphd3/mntです。これとある程度つじつまを合わせた方がいいかと。
# mke2fs -j /dev/hda1   <--- hda3〜も同様。
# mkswap /dev/hda2

3.パーティションのつじつま合わせ

# mount /dev/hda1 /mnt
# mkdir /mnt/home
# mount /dev/hda3 /mnt/home
  • キットと構造さえ合えば、基本的には問題ないです。

4.これでキットを/mnt/下に転送して展開すれば、インストールされます。
5.環境設定

  • この時点では/mnt/ です。
  • /mnt/etc/fstabをパーティション構成に合わせて編集
  • ネットワークの設定

設定のための設定

アカウント情報確認

玄箱標準とは違います。Debian化標準(?)の方です。

ネットワーク

キットはIPアドレスが192.168.0.100に固定で設定されてます。以下いずれかで。

  • インストール前に、キットを一度ほどいて自分の環境に合わせて設定し直し、固め直したて使う(解説本に詳しく載ってます)
  • インストール後にtelnet接続して設定を変更。(体系の合ったネットワークが必要です。)
  • ftpで送ったのであれば、リブートする前に設定を変更してしまう。
/etc/hosts
IPアドレスを設定
/etc/hosts.allow
アクセス許可をIPアドレスのネット体系に修正
/etc/resolv.conf
ネームサーバのIPアドレスを設定
/etc/network/interface
ネットワーク情報一式を設定

とりあえずアップデート

なにはともあれ
すでにetchstableになっています。キットのpliststableを見に行くように設定されてますので、etch化されます。

# aptitude update
# aptitude upgrade

sshインストール

ターミナル接続だけでなく、sftpも使えるようになります。
クライアントはMacなら標準装備。WindowsならTeraTerm-UTF8のssh対応版で。

# aptitude install ssh
いろいろ聞いてきますが、適当に判断。(だいたいデフォルトでよかったような。)

/etc/inetd.confを修正してtelnetを停止してしまい、以後はsshのみで接続がよいかと。

カーネルアップデート -> etch化

後知恵で書きます。作業した順序とは合ってません。
キットの配布サイトにあるカーネルとモジュールもインストール

  • kernelimage-2.6.20-kuroHG.tgz
  • modules-2.6.20-kuroHG.tgz

:インストール先を間違えんように

# cd /boot
# tar zxfv /home/tmp-kun/kernelimage-2.6.20-kuroHG.tgz

ここでいったんリブートしてバージョン確認。

モジュールのインストール
ツールパッケージを準備

#aptitude install module-init-tools

モジュールをインストール

# cd /lib/modules
# tar zxfv /home/tmp-kun/modules-2.6.20-kuroHG.tgz

依存関係作成

# depmod -a
# reboot
etch化
# aptitude update
# aptitude dist-upgrade
  • いろいろ質問されます。それなりに回答。
  • /etc/init.d/halt/etc/init.d/rebootは置き換えを聞かれます。あたしはNにしておいて、後で調整予定(現在放置、dpkg-distとして保存されてるので確認してから)。